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2 抵抗器の使われ方
半導体素子にバイアス(bias)を与える  
  半導体を動作させるには右図の様に、トランジスタのベース、エミッタ、コレクタの各端子に異なる電圧を印加しなければいけません。
半導体を動作させるための電圧を与える事を『バイアスを与える』と言います。
抵抗器としては、一番多く使用されています。
半導体素子にバイアス(bias)を与える
電流信号を電圧信号に変換する(電流検出)  
  抵抗に電流が流れた場合、抵抗器の両端に電圧が発生します。
この電圧を測定することで抵抗器に流れる電流値を検出することが出来ます。
※抵抗器による電圧降下や電力損失を抑えるには、1Ω未満の低い抵抗値を使用する事が望ましい。
電流信号を電圧信号に変換する(電流検出)
電圧を分ける(分圧)  
  2つ以上の抵抗器を直列に接続した場合、抵抗値に比例した電圧に分ける事が出来ます。 電圧を分ける(分圧)
電流を制限する  
  発光ダイオード(LED)を光らせるには電流を流す必要があります。電流が大きければ大きい程、明るく発光しますが、電流を無制限に流すと焼け切れてしまいます。
この為ある一定値以下の電流に制限するために抵抗器を直列に入れることがあります。
電流を制限する

ダンピング(damping)抵抗  
  デジタル回路では信号電圧の高い/低い1と0に割り当てて伝送させています。
理想的には、信号は矩形波で伝わることが望ましいのですが、必ずオーバーシュートやアンダーシュートが発生し信号波形が乱れてしまいます。
信号波形が乱れると信号電圧が高い/低いを判定しにくくなり、誤った信号が伝わってしまいます。
信号ラインに抵抗器を直列に入れることにより、信号波形を成形し信号電圧をHighレベル/Lowレベルに確定させる事が出来ます。
ダンピング(damping)抵抗
  抵抗器/波形成形前後

終端抵抗  
  デジタル回路で、矩形波を伝送する場合、ICやコネクタの入力部でインピーダンスが異なると反射信号が生じます。
信号入力部に抵抗を入れる事により、反射波の発生を抑える事が出来ます。
⇒反射波防止用
終端抵抗
プルアップ(pull up)抵抗/プルダウン(pull down)抵抗
  プルアップ抵抗とは、デジタル信号ラインを、抵抗を通して確実にHighレベルに接続させるためのものです。⇒通信ラインに多少のノイズが乗っても誤動作しにくくさせます。
プルダウン抵抗とは、プルアップ抵抗と逆でデジタル信号を、抵抗を通してグランド(0V)に接続するためのものです。⇒信号ライン上の反射信号を抑えます。
 
プルアップ抵抗

プルアップ(pull up)抵抗
プルダウン抵抗

プルダウン(pull down)抵抗
フィルタ(filter)  
  コンデンサと組合せてノイズ除去用として使用します。
 
ローパス・フィルタ

フィルタ(filter)ローパス・フィルタ
ハイパス・フィルタ

フィルタ(filter)ハイパス・フィルア
放電用抵抗
  電源回路で交流(AC)を直流(DC)に整流した際、平滑用コンデンサには電気が蓄積されます。プラグをAC100Vコンセントから抜いた後、プラグ端子に触れるとコンデンサに蓄積された電気が人体を流れ感電することがあります。これを防止するために、コンデンサに蓄えられた電気を抵抗器に放電させ熱に変換します。
この放電用抵抗器は一般に1MΩ以上の高抵抗が使用されます。
  放電用抵抗
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