携帯機器のパワーマネジメント機能を実現するためには回路に流れる電流を正確に測定する必要がある。回路電流の測定は、一般的には回路に直列に電流検出用抵抗器を挿入し、この両端の電圧を計測することにより、そこに流れる電流を求めることができる。しかしながら、携帯電話のように待機時と通話時やカメラ撮影時などの大きな電力を消費する場合では流れる電流に100倍以上も差が有り、どちらの電流も正確に測定できなければならず、電流検出用抵抗器は高精度で且つ、温度変化に影響を受け難い抵抗器温度係数の小さなものが求められる。当社の厚膜タイプの低抵抗器は
24m Ω〜10Ωまで豊富なバリエーションを持っており、抵抗温度係数±100 ppm に対応した製品も用意している。
また、ノートPCのCPU用電源はDC−DCコンバータが使用されるが、CPUの負荷変動に追随できる出力安定性が求められるため、スイッチングスピードが非常に高くなる。そのため、DC−DCコンバータの制御回路に使用される電子部品の持っている寄生インダクタンス成分が大きく影響を与えるようになる。したがって、電流検出用抵抗器は寄生インダクタンスの低いものが必要である。
当社のTLRシリーズは寄生インダクタンスが非常に小さく、高精度の電流検出を可能にした。 |