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使用上の注意 [抵抗器]

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抵抗器の使用上の注意事項
  全品種に共通な注意事項は、巻頭の使用上の注意事項を参照願います。
 
固定抵抗器の使用上の注意事項
固定抵抗器全般 チップネットワーク 酸化金属皮膜抵抗器
巻線抵抗器   ヒューズ抵抗器        
半固定抵抗器の使用上の注意事項
半固定抵抗器全般        
   


固定抵抗器の使用上の注意事項
固定抵抗器全般

 
周囲温度が定格周囲温度を超える場合は、軽減曲線に基づいて負荷電力を軽減して御使用下さい。
 
一般の抵抗器は耐燃性ではなく、過負荷で発炎、発火、発ガス、発煙、赤熱する等の可能性があります。難燃性抵抗器は、ある電力以上においては一般的に発煙や赤熱は見られますが、抵抗器からの発火(炎)はありません。
 
抵抗器を樹脂等で封止、コーティングして御使用される場合、蓄熱により抵抗器が劣化する可能性があります。また、樹脂成分による抵抗器特性への影響も考えられますので、貴社にて十分に性能・信頼性等の御確認をされてから御使用下さい。
 
樹脂コーティング・ポッティング及びモールド封止を行う場合、樹脂が硬化する時の応力で抵抗器の保護膜が剥離したりはんだ接合部でクラックが発生したり抵抗値が変化・断線する場合がありますので樹脂硬化時の収縮応力の小さいものを使用して頂き、十分に信頼性評価をご確認の上ご使用ください。特にウレタン系の封止剤は、吸湿し易く、耐湿性・耐腐食性を劣化させる可能性がありますのでご注意下さい。難燃性塗装品に対しては、コーティング・封止等を行わないで下さい。
 
定格電圧を超える電圧が短時間で印加される場合(単パルス、繰り返しパルス、サージ等)、実効電力が定格電力以下ということだけでは必ずしも安全と判定できるとは限りません。波形を明確にして弊社までお問い合わせ下さい。
 
リードタイプの皮膜抵抗器は螺旋状トリミングをしているため、インダクタンス成分を持ちます。高周波回路で使用される場合は、事前に実機にてご確認願います。
 
結露の発生しない状態で御使用下さい。
 
チップ抵抗器の基材はアルミナで構成されています。実装する基板との熱膨張係数の違いから、ヒートショック等の熱ストレスを繰り返し与えた場合、接合部のはんだ(はんだフィレット部)にクラックが発生する場合があります。クラックの発生は実装されるランドの大きさ、はんだ量、実装基板の放熱量等に左右されますので充分注意して設計を行ってください。大型タイプの場合は特に注意が必要です。
  基本的な注意事項に関しては、(社)電子情報技術産業協会の技術レポート「EIAJ RCR-2121A 固定抵抗器の使用上の注意事項ガイドライン」を参照下さい。


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チップネットワーク

 
実装時の位置ずれによりはんだブリッジが発生する可能性が高くなりますので御注意下さい。
 
チップ抵抗器に比較して機械的ストレスを強く受けやすいので、実装時や実装後の機械的ストレスが強く加えられることがないように御配慮下さい。
 
適正なはんだ量でない場合、抵抗器が受けるストレスが大きくなり、クラックや特性不良の原因となります。はんだの盛り量が過多または過少にならないように御注意下さい。
 
本製品及び実装したプリント基板にフラックス等によるイオン性不純物質が付着していると、製品への結露等の水分の付着により抵抗器の性能を著しく低下させることがあります。御使用環境及び実装条件をご確認下さい。

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酸化金属皮膜抵抗器

 
酸化金属皮膜抵抗の難燃性塗装は特殊塗料のため通常品よりも外部衝撃に対して弱くなります。抵抗体に衝撃・振動を与えたり、ペンチ、ピンセット等で塗装膜をはさむなどして、キズを与えることがないようにして下さい。
 
洗浄後は、十分に乾燥するまで塗装膜に外力を加えないで下さい。

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巻線抵抗器

 
交流回路に使用する場合は、巻線構造によりインダクタンス成分や寄生容量を持ちますので、発振等の異常現象が発生することがあります。他部品の定数のバラツキを十分考慮した上で御使用下さい。

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ヒューズ抵抗器

 
異常時の過負荷条件が溶断領域内にあることを御確認の上、御使用下さい。
 
定常状態で定格電圧以上の過負荷が印加される場合、過負荷が抵抗体にダメージを蓄積することがありますので、事前に弊社までお問い合わせ下さい。
 
過電流で溶断後に、再度高電圧が印加されるとアーク現象が起きる場合がありますので、最高開回路電圧以下で御使用下さい。
 
最高開回路電圧は品種・抵抗値によって異なりますので、弊社までお問い合わせ下さい。
 
樹脂コーティング・ポッティング及びモールド封止を行う場合、蓄熱により溶断特性が変化する可能性がありますので、事前に他の部品の定数のバラツキも考慮して実機にてご確認下さい。

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半固定抵抗器の使用上の注意事項
半固定抵抗器全般

 
周囲温度が定格周囲温度を超える場合は、軽減曲線に基づいて負荷電力を軽減して御使用下さい。
 
部品を部分負荷で御使用の場合、定格電力は抵抗値の割合に比例して軽減して下さい。
 
はんだ付け時に、端子部以外へのフラックス及びはんだの付着に十分注意して下さい。抵抗体表面及び摺動子にフラックス及びはんだが付着すると部品の機能を損なう恐れがあります。
 
C4000シリーズは有機溶剤による洗浄が可能です。御使用される洗浄液の使用可否についてはお問い合わせ下さい。
 
リード付きタイプのSF6、SF8は有機溶剤による洗浄はできません。
 
抵抗値調整つまみには無理な力をかけないで下さい。C4000シリーズは回転ストッパーなしですが、リード付きタイプのSF6、SF8は回転ストッパーが有りますので、両終端位置において必要以上の力を加えると回転止めが効かなくなり破損するおそれがあります。
 
調整位置固定のためロックペイントの使用を御希望の場合は、事前に弊社までお問い合わせ下さい。使用される場合、内部の接点部等に樹脂が入らないようにして下さい。
 
炭素系半固定抵抗器を直流で御使用される場合、摺動子に印加する直流電流は、摺動子と抵抗体との接触部での陽極酸化現象による抵抗値異常を避けるため、抵抗体側を−、摺動子側を+として御使用下さい。
 
基本的な注意事項に関しては、日本電子機械工業会の技術レポート「EIAJ RCR-2191A 電子機器用ポテンショメータの使用上の注意事項ガイドライン」を参照下さい。

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